ビタミンKは赤いビタミンとも呼ばれるほど、血液との関係が深いビタミンです。ビタミンKが不足すると鼻血、整理時の大量出血、下痢、大腸炎、流産など、さまざまな症状を引き起こすことがあります。ビタミンKは病気などが影響して、不足することもあります。「閉塞性黄疸」になると、胆汁が腸管内に排出されなくなり、ビタミンKの吸収率が低下します。また抗生物質剤を使用していると、抗生剤が腸内細菌を死滅させてしまい、ビタミンKが作られにくくなります。
一般的にはビタミンKは食事で必要量が摂取できますが、新生児や乳幼児は体内でビタミンKの十分な合成できないので「ビタミンK欠乏症出血症」を引き起こしやすいようです。ビタミンK欠乏症出血症にかかると、消化管出血、嘔吐やひきつけなどを起こします。症状が悪化するとけいれんや意識障害を伴う頭蓋内出血(命の危険があります)を発症することがあるので、注意が必要です。
成人の場合は、鼻血が出やすくなったり、月経時に多量出血などの症状がでます。また高齢になるとビタミンKの吸収率が低下するため、不足しがちになります。基本的に食物で十分補えますが、サプリメントで補うのも効果的です。
ビタミンK多く含む食品としては、納豆、緑黄色野菜、抹茶、海藻、大豆油、卵黄、紅花油などがあります。